ペストについて読書
先週から『ペストの歴史』(宮崎揚弘、山川出版)という本を読んでいます
元々歴史が好きなんですけど、世界史の授業で習う程度のことしか知らなくて。
いま、途中まで読んでいるんですが
当時の人々の記述については、
もうなんていうか、絶望感しかなく・・・。。。
恐ろしい感染症だったことが改めて詳しく分かりました
コロナウイルスのニュースを見る都度、
感染病について勉強したいなぁ、と思い手に取った本なのですが
とても興味深い内容がありまして。
14世紀のペスト流行で、イタリアのミラノの対応が強烈で
他の町は人口の半分やらそれ以上の死者を出しているものの
ミラノは死亡者は3家族のみ。
というのも、
発症したとたんに、支配者のヴィスコンティ家がその家を封鎖して
死亡したら家ごと焼き払ったという。。。
また、つい最近、中国の武漢から帰ってきた人がいて
その人の家の玄関を、近所の人たちが押しかけて
板と釘で封鎖してしている動画をニュースで見ましたが
そういう集団心理(?)ってすごいエネルギーなんですよね
時代も状況も違うものの、
感染症に対して「隔離・封鎖」をするという共通点。
歴史は繰り返す、とはよく言ったものだなぁ、とシミジミしました
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またYouTubeでの紹介ですが、最近よく見ているチャンネルの動画を紹介します
中国の方がコロナウイルスについて話しているのでぜひご覧ください→コチラ
